開講の挨拶
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準備も整い、来場者様もホールへと移動。第14回がん診療アップデートの開講です。
当大阪南医療センター院長の竹田清、羽曳野市市長の北川嗣雄様により、開講の挨拶がされました。
がんの診療においても同じことが言えると思います。特に在宅の医療においては非常に必要度が増して重要性が高まっているということです。
今日はがんの診療の第一線で働いておられる4人の講演者の方、ドクター、ナースにお願いしたいです。その経験談あるいはメッセージを頂いて、がんの在宅医療に関する理解を深めていただけたらと思います。特別講演には皆さんご存知のアグネス・チャンさんに講演いただくということで「明るくさわやかに生きる」というテーマでお話を頂きたいと思います。彼女自身もがんの経験者ということで生の声を発信していただけると期待しています。
健康なくしては生活は暗いものになってしまいますから、まずは健康づくりに大きな力を入れて参りました。特に国民健康保険においては市民の皆さんの約50%の人々に加入していただいています。病気に罹って診療を受けるその前に予防という観点から取り組みをさせていただきました。女性はマンモグラフィの検診の助成、男性は前立腺がん検診の助成をさせていただいております。
最近こういった言葉を新聞で拝見しました。「健康弱者」という言葉です。特にこの景気の低迷が続く中で、検診を受けたいが負担が大きいということが新聞で取り上げられていました。私は当市の皆さんにおきましてはもっと検診を受けていただきたいということを踏まえて、特にがん検診について力を入れて行くべきではないかと考えています。そういった思いの中から、これからの政策としてはがん検診を中心とした投資や行政のサービスを展開して行きたく思っております。その結果当市の発展に繋がって行くのではないかという思いをしています。 現在、内閣の中では懸命に景気の回復策を打っていただいてますが、実際に我々や皆様のところに巡ってくるのは時間がかかりますので、当市ではもう少し違った観点から市民サービスを展開していこうと思っております。 それでは本日のがん診療アップデートが皆様のこれからの健康づくりにとって少しでもお役に立つことを心から祈念させていただき、開会のご挨拶とさせていただきます。 |