開講の挨拶このページを印刷する - 開講の挨拶

2012年6月9日開催 第13回 がん診療アップデート がん治療の最前線 開催レポート
 がん診療アップデート会場
 開講の挨拶
 講演:がん治療の最前線(1)
 講演:がん治療の最前線(2)
 講演:がん治療の最前線(3)
 講演:がん治療の最前線(4)
 鳥越俊太郎先生の講演(1)
 鳥越俊太郎先生の講演(2)
 閉講の挨拶

準備も整い、来場者様もホールへと移動。第13回がん診療アップデートの開講です。

準備が整ったホールの様子

当大阪南医療センター副院長の竹田清、羽曳野市市長の北川嗣雄様により、開講の挨拶がされました。

「がん診療では、予防、早期発見、早期治療の3点が重要です。」 大阪南医療センター 副院長 竹田 清

大阪南医療センター 副院長 竹田 清

大阪南医療センター 副院長 竹田 清

今回のがん診療アップデートで第13回ということです。我々にはがんに対する正しい知識と最新の情報を提供する役目があり責任を感じています。がん診療では、予防、早期発見、早期治療の3点が重要です。本日はがん治療の最前線をテーマに、近畿大学腫瘍内科の中川教授をはじめ、当センターの3名の先生に最新の治療を紹介していただくとともに、後半はジャーナリストの鳥越俊太郎さんにより「がんと向き合う」というテーマでお話いただけるということで楽しみにしております。


今から30年程前、がんを告知するということは我々にとっては勇気のいることでした。しかし今では日本人の2人に1人ががんになると言われている時代になってきており、さらにそれが治る病気にもなって来ていることから、がんの告知というのも当然の様になされている時代になってきました。やはり早く見つけるということが非常に大事で、それにより早く治し完治できるという時代になってきたのです。今日は講演を聞いて頂いて、ここに来られていないご家族やご友人にも「がんというものは治る。がん検診で早く見つけることが大事。」ということをお伝えいただければと思います。今回の講演会が有意義なものになりますようお祈り申し上げ、開会のご挨拶とさせていただきます。

「市民にとって健康に過ごせる町である様、より一層努力させて頂きます。」 羽曳野市 市長 北川 嗣雄 様

羽曳野市 市長 北川 嗣雄 様

羽曳野市 市長 北川 嗣雄 様

今回初めて羽曳野市でがん診療アップデートを開催していただき、大変嬉しく、心強く感じている次第です。私は市長になって8年になりますが、当市の一番の課題は市民の皆様の健康であると考えています。特に多くの市民の皆様に参加頂いている「健康祭り」でも健康について考えて頂いている次第です。また各先生方にご協力頂き「健康フォーラム」を実施させて頂いております。健康は治療よりもまず予防であると考えています。それは自分の体に対して常にチェックをしていくということが必要ではないかと思います。


市の運営している健康保険では市民の半数の方々に加入して頂いてますが、今以上に知識を持って頂こうという想いの中から特に今年は男性の前立腺がんの無料検診をさせていただいておりますし、特定検診も実施させて頂いてますのでぜひ広報をご覧頂き、お近くの医療機関で受診して頂きたいと考えております。賑わいと健康、私はこの2つを軸にして、この羽曳野市が皆さんにとって良い町、そして健康的な町であるよう、これからもより一層努力させて頂きたいと思います。また大阪南医療センター副院長の竹田様も羽曳野市だとお聞きし、大変心強く感じています。それでは本日の講演会が皆様にとって実りのあるものになりますよう、心からお祈り申し上げ、開会のご挨拶とさせていただきます。