閉会の挨拶このページを印刷する - 閉会の挨拶

2011年8月27日開催 第12回 がん診療アップデート がんに負けないで生きる 「がんばらない」けど「あきらめない」 開催レポート
 がん診療アップデート会場
 開会の挨拶
 がんに関する講演
 鎌田實先生の講演(1)
 鎌田實先生の講演(2)
 鎌田實先生の講演(3)
 閉会の挨拶

「より質の高いアップデートを提供できる様に切磋琢磨して参ります。」 大阪南医療センターがん疾患センター部長 前田 裕弘

当センターがん疾患センター部長 前田 裕弘

当センターがん疾患センター部長 前田 裕弘

この会は今年で8年目(12回)を迎えます。大阪南医療センターが開催するイベントの中で重要なもののひとつです。
今後も皆さんのお役に立つ様なアップデート、実りのあるアップデート、質の高いアップデートを提供できます様にスタッフ一同切磋琢磨いたしまして、努力していこうと思っております。
大阪南医療センターを代表いたしましてこの場をお借りいたしましてお礼の挨拶といたします。



あとがき

鎌田先生はここに掲載した他にもたくさんのエピソードを分かりやすくお話くださいました。
そこに一貫していること、それはすべて「もし私があなたの立場だったら」という所から生まれでてくる「こうしてあげたい」ということの実践でした。「人は苦難の時、誰か一人でも気持ちを分かってくれる人がいれば希望を持って生きて行ける。」それは、震災にあった人、不治の病になった人、がんになってしまった人など、すべての苦しんでいる人にオールマイティーのケアの心なんですね。

それから忘れてはいけないこと「人はどこからきてどこへいくのか・・・」
38億年脈々と引き継がれて来たかけがえのない生命の有り難さを肝に銘じ、その命をできるだけのことをやりつくして自分らしく全うさせる。その自分なりの考え方をまとめることこそが、がんを始め様々な苦難と真正面から向き合っていくひとつの方法なのかもしれません。

鎌田先生、大変貴重なお話、本当に有り難うございました。
がん診療アップデートにご参集くださった皆様、有り難うございました。
そして、支えていただいた全ての関係者様に心から感謝申し上げます。


鎌田先生の本の紹介

鎌田先生曰く、福島は大変なことになっています。
福島はチェルノブイリにかなり近い汚染状況になっています。

チェルノブイリ・フクシマ なさけないけどあきらめない
鎌田 實 (著)  単行本 出版社: 朝日新聞出版

<内容紹介>
医師であり、チェルノブイリに何度も通って医療支援を続けてきた著者が、被災地に入って見聞きした現状を紹介し、福島第一原発の事故直後から書きためてきたノートも公開する。放射線医療の第一人者やエコロジストなどとの対談も収録。