開会の挨拶このページを印刷する - 開会の挨拶

2011年8月27日開催 第12回 がん診療アップデート がんに負けないで生きる 「がんばらない」けど「あきらめない」 開催レポート
 がん診療アップデート会場
 開会の挨拶
 がんに関する講演
 鎌田實先生の講演(1)
 鎌田實先生の講演(2)
 鎌田實先生の講演(3)
 閉会の挨拶

開演の準備も整い、来場者様もホールへと移動。第12回がん診療アップデートの開演です。

準備が整ったホールの様子

当大阪南医療センター統括診療部長の肱岡泰三、富田林市長の代読で富田林市健康増進部長の福田澄代様により、開会の挨拶がされました。

「2人に1人ががん患者の時代。検診の重要性を多くの人に伝える。」 大阪南医療センター統括診療部長 肱岡 泰三

大阪南医療センター統括診療部長 肱岡 泰三

大阪南医療センター統括診療部長 肱岡 泰三

2人に1人ががん患者になる時代になりました。今回の講演を機会に、その時に備えて心の準備をしていただく、また、既にその立場になっておられる方には参考にしていただければ幸いだと思います。まず、がん診療の基本というのは、がん予防、早期発見・早期治療です。残念ながら富田林市のがん検診受診率は厚生労働省の定めた50%にはほど遠い現状となっています。どうか今日を境にお友達にもがん検診の重要性を伝えて検診へ行かれますことをお願いし、開会のご挨拶とさせていただきます。


「本日の第12回がん診療アップデートが実り多きものになりますように。」 富田林市 健康推進部長 福田 澄代 様

富田林市 健康推進部長 福田 澄代 様

富田林市 健康推進部長 福田 澄代 様

私自身がんを身近に感じております。ある日突然がんとの付き合いを否応無しにせざるを得なくなって日々大切に生きている人が周りに何人もおられます。
ですから今日のがん診療アップデートのタイトル「がんに負けないで生きる?がんばらないけどあきらめない?」は心にしみる言葉です。
最後までしっかりと聴いていこうと思います。


<以下、多田利喜富田林市長からのメッセージ>
第12回がん診療アップデートを富田林市のすばるホールにて開催していただき誠に有り難うございます。
大阪南医療センター始め、関係者の方々に御礼申し上げます。そして12回と回を重ねてがんの問題を地域住民に啓発し続けておられた努力に心から敬意を表します。
我が国のがん検診受診率は20?30%と国際的に見ても低い状況となっております。そのため現在は国をあげてがん検診推進事業を開始し受診率の向上に取り組んでおります。本市におきましてもがん検診の重要性の周知を図っているところであります。
ここ南河内地域においては、大阪南医療センター、近畿大学医学部附属病院が、地域がん診療連携拠点病院として専門的な質の高い医療とがん相談支援部門による患者様やご家族のサポート体制を提供していただいており、地域住民にとりまして誠に心強い限りでございます。
大阪南医療センター、近畿大学医学部附属病院におきましては、地域のがん医療と相談体制の充実により一層ご尽力賜りますようお願い申し上げますとともに、ご来場の皆様方には本日の第12回がん診療アップデートが、実り多きものになりますよう、実り多きものにしていただきますよう祈念いたしましてご挨拶とさせていただきます。