わが国では、がんは死因の第1位であり、生涯のうち約2人に1人ががんにかかると推測されています。がんは国民の生命と健康にとって重大な問題となっています。
厚生労働省の「がん対策推進基本計画」の中でも、健康については子どもの頃から教育することが重要であり、健康と命の大切さについて学び、自らの健康を適切に管理し、がんに対する正しい知識とがん患者に対する正しい認識を持つよう教育することを目指しています。
そこで、地域がん診療連携拠点病院である大阪南医療センターは、子どもに対するがん教育を目的として、がん医療の現場経験を生かして、学生(子ども)を対象とした「出前授業」を実施してきました。
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しかし、出前授業の対象者だけではなく、より多くの方に「がん」について知っていただきたいと考えております。
そこで、この度、より多くの子ども、そして大人の方にもがんに対する理解を深めていただきたく、インターネットサイトを立ち上げました。
本サイトが、みなさんの健康の一助になればとお祈りいたします。
大阪南医療センターがん教育プロジェクト“くすのき” 一同
「大阪南医療センターがん教育プロジェクト“くすのき”」では、さまざまな専門職が関わり、教育の実施をしています。
- 平成25年6月9日 市民向けがん教育の実施
- 市民向けがん教育の実施。がん診療アップデート特別ブースにて、教育を実施。
- 平成25年7月10日 出前授業の実施
- 中学校(3年生)において、がん教育の授業の実施(72名を対象にした授業を1回)。
ソーシャルワーカー(社会福祉士)、医師、看護師、臨床心理士、臨床検査技師、事務、全8名で実施。
- 平成26年2月12日 出前授業の実施
- 中学校(3年生)において、がん教育の授業の実施(100名を対象にした授業を2回)。
ソーシャルワーカー(社会福祉士)、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、栄養士、臨床心理士 各1名、全7名で実施。
- 平成26年5月17日 市民向けがん教育の実施
- 市民向けがん教育の実施。がん診療アップデート特別ブースにて、教育を実施。
- 平成27年2月6日 出前授業の実施
- 中学校(3年生)において、がん教育の授業の実施(30名を対象にした授業を2回)。
ソーシャルワーカー(社会福祉士)、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、栄養士、臨床心理士、事務、各1名、全8名で実施。
- 平成27年8月8日 市民向けがん教育の実施
- 公立図書館における市民向け講演にて、がん教育を実施。
- 平成27年12月4日
- 中学校(1年生)において、がん教育の授業の実施(56名を対象にした授業を1回)。
ソーシャルワーカー(社会福祉士)、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、栄養士、臨床心理士、事務、各1、2名、全9名で実施。
- 平成28年2月5日
- 中学校(3年生)において、がん教育の授業の実施(58名を対象とした授業を1回)。
ソーシャルワーカー(社会福祉士)、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、栄養士、臨床心理士、事務、各1、2名、全9名で実施。
- 平成28年9月25日
- 市民向けがん教育の実施。
公立図書館における市民向け講演にて、がん教育を実施。
- 平成28年11月4日
- 中学校(3年生)において、がん教育の授業の実施(192名を対象とした授業を1回)。
ソーシャルワーカー(社会福祉士)、医師、看護師、薬剤師、診療放射線技師、栄養士、臨床心理士、事務、各1、2名、全10名で実施。