免疫異常等政策医療について

政策医療推進計画の位置づけ

平成8年3月の「改訂基本指針」及び、平成11年3月の「再編成計画」の具体化を図り、政策医療の計画的推進を図るため、厚生労働省国立病院部は、各政策医療分野毎に協議を行ない、政策医療推進基本計画をとりまとめた。

基本方針

大阪南医療センターは、政策医療として、循環器病、がん、骨・運動器疾患、免疫異常に関する専門的な医療等の機能を備えた施設として整備されることとなった。 とくに免疫異常については、近畿ブロックの中心的施設として、高度専門医療施設等との連携の下に、高度で専門的な医療、臨床研究、教育研修及び情報発信の機能を備えた施設として設備されている。

免疫異常

国立相模原病院を中心とする「免疫異常ネットワーク」においては、気管支喘息、アトピー性皮膚炎等のアレルギー症、慢性関節リウマチ、膠原病等の免疫異常を原因とする疾患を対象として、高度先駆的医療、高度専門的医療、アレルギー症等難治性の免疫異常を克服する医療、全身性エリテマトーデス等の難病を克服する医療、新たな社会的ニーズに対応するモデル的医療等を実施する。当院はその一翼を担っており、とくにその教育研修を実施する中心的施設として、免疫疾患医療研修センターが設置された。

主たる機能

  • 診療
    高度先駆的・専門的医療を行なう。
  • 臨床研究
    アレルギー疾患、リウマチ、膠原病等についての臨床研究を行なう。
  • 教育研修
    医療関係者、患者様に対する教育研修を行なう。
  • 情報発信
    インターネット等を使い、免疫疾患についての情報公開を広く行なう。

施設の紹介

施設紹介画像