スタッフ紹介

血液浄化センター医長(併)
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
医学博士
医学博士(大阪大学)
日本心血管インターベンション治療学会認定医
診療科の特色
大阪南部の腎透析医療の拠点のひとつとして、日夜診療に励んでいます。
対象疾患は、慢性糸球体腎炎や、糖尿病・高血圧に基づく腎障害のほか、当院が免疫異常の基幹病院であるため、リウマチ・アレルギー疾患に合併した腎障害が多いのも特徴といえます。
初期の腎臓病から透析患者様まで腎臓病に関して幅広く対応させていただいております。
主な診療内容・取扱い疾患
タンパク尿や血尿など検尿異常を認める患者様には、積極的に腎生検を行い、腎臓病の早期診断・早期治療に努めています。IgA腎症に対する扁桃腺摘出術+ステロイドパルス療法も積極的に行っております。腎生検はクリニカルパスを導入し、ふつう1週間の入院で行っています。
初期の腎臓病から透析患者様まで腎臓病に関して幅広く対応させていただいております。
すでに腎臓の働きが低下している方では、食事療法、レニン・アンジオテンシン系抑制薬を中心とした降圧療法、尿毒素吸着療法などを駆使して、透析を要する状態をできるかぎり回避するよう図っています。低タンパク食による治療も栄養士と相談のうえ実践できるようお手伝いさせていただきます。そのためには患者様の協力も必要で2週間ほどの入院で、病気に対する意識を高めてもらうこともあります。
残念ながら透析療法が必要になった患者様には、ご本人のライフスタイルや意向をふまえて、血液透析、腹膜透析のいずれかを選択し、円滑に維持透析を始めてもらうようにしています。腎臓移植を希望される患者様は他施設へ紹介させていただきます。
当科で外来維持透析も行っておりますが、患者様の希望により、ご希望の他の透析施設へも紹介をさせていただきます。手術が必要になったり、消化器や循環器疾患に罹患したりで入院された透析患者様には、他科との緊密な連携のもと、きめのこまかい診療を行っています。
また、持続血液透析濾過や、敗血症、肝不全、潰瘍性大腸炎、悪性関節リウマチなどに対する血液浄化法も常時施行可能な状態にしています。
診療実績
当院の透析導入患者数
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当院の腹膜透析患者数
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当院腎生検患者数
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