院外処方せんについて

院外処方せんとは、病院内の薬局で薬を受け取るのではなく、地域の調剤薬局(かかりつけ薬局)で薬を受け取るための処方せんです。かかりつけ薬局とは、他医院の薬との重複チェックや飲み合わせの問題を防ぐために、1つの薬局で薬の管理をしてもらうことをいいます。

当院では、平成11年5月より院外処方せんの全面発行が実施されています。また令和2年3月より院外処方せんの薬剤名表記を一般名に変更しています。お支払いを済まされたら右側の院外処方せん相談窓口へお寄り下さい。調剤薬局をご紹介し、滞りなく薬が受け取れるように支援いたします。

お薬手帳について

お薬手帳とは、処方された薬の名前や飲み方を記録した患者様の貴重な薬の情報です。当院を受診された際には、当院で処方される薬との飲み合わせや手術・検査時に中止が必要な薬がないかを確認するためにお薬手帳が必要となります。

お薬手帳をお持ちでない場合には、「お薬の説明書」や「お薬」など、今使われている薬の名前や飲み方がわかるものをご持参ください。

お薬手帳は、患者様おひとりに一冊をご使用ください。いずれの医療機関(病院、開業医)や、いずれの調剤薬局でも、その一冊を提示してください。その一冊の記録がいっぱいになれば、新しいお薬手帳を貰えます。
決して、病院・医院や調剤薬局ごとに使い分けたりしないでください。

お薬手帳が必要な方や、詳しくお知りになりたい方は、当院の薬剤師にお気軽にお尋ねください。
また、調剤薬局でもお薬手帳を含めたお薬全般についてご相談いただけます。

河内長野市の保険調剤薬局のご案内

以下の河内長野市薬剤師会ホームページでは地区ごとの調剤薬局の場所を案内しています。

Q&A

  • Q: 「院外処方せん」のメリットは?
  • A: 地域の調剤薬局でも、患者様自身が安心して薬を服用・使用できるように、薬の効能・効果について十分に 説明を受けることができます。
  • Q: 「院外処方せん」をFAXで送ると便利と聞いたのですが?
  • A: はい、調剤薬局では患者様が来られる前に薬があるか確認したり、薬歴を調べたりすることができます。FAXを していなくても「院外処方せん」を持っていけば、「保険調剤薬局」であればどこの薬局でも薬は受け取れます。この場 合「院外処方せん」を忘れずに「保険調剤薬局」に持っていってください。また、FAXは「院外処方せん相談窓口」 から送っていますのでご利用ください。FAX料金は無料です。
  • Q: 当日薬局に行く時間がない場合、翌日でもよいの?
  • A: 「院外処方せん」の有効期限は、発行日から4日以内となっています。また、仕事の都合などで本人が受け取りにい けない場合は、代理の方が「院外処方せん」をもっていって薬を受け取ることもできます。

【後発医薬品(ジェネリック医薬品)の使用促進について】

当医療センターでは、患者負担の軽減、医療保険財政の改善に資するものとして、入院及び外来において後発医薬品(ジェネリック医薬品)を積極的に採用しています。

後発医薬品(ジェネリック医薬品)の良いところ

  1. 国の厳しい審査で承認されており、新薬と同等の有効性及び安全性を有しています。  
  2. すでに新薬があるので開発費が抑えられて低価格です。
  3. 患者負担の軽減だけでなく、国の医療費を効率的にし、新技術や新薬の開発を促します。
  4. 現在の優れた医療保険制度を維持し、子や孫に引き継ぐことに貢献します。

ご不明な点がございましたら、主治医又は薬剤師にお尋ねください。