セカンドオピニオン外来では、当院以外の主治医におかかりの患者様を対象に、診断内容や治療法に関して当院の専門医が意見・判断を提供いたします。その意見や判断を、患者様がご自身の治療に際してのご参考にしていただくことが目的です。

セカンドオピニオンは現在の診断・治療に関しての意見を提供することが本来の目的ですから、主治医の情報提供が必要です。また、当院のセカンドオピニオン外来ではその場で転医をお勧めすることはありません。最初から転医をご希望の場合は、セカンドオピニオン外来の対象にはなりません。当院の一般外来を受診して下さい。

ご本人の受診を原則としますが、患者様ご本人が話を聞いてもらえる人と認めた方で、「相談同意書」をお持ちになればご家族だけでも受診が可能です。
なお、相談される方の確認ができる書類（健康保険証または運転免許証）をお持ち下さい。

お申し込みの相談内容について、セカンドオピニオン外来担当医が予め判断したうえで、実際の受診の可否を決定いたします。内容によってはお断りする場合もございますのでご了承下さい。

1. ご家族等でもご本人の「相談同意書」をお持ちでない場合には受診できません。
2. 主治医に対する不満、転医希望、医療事故に関する相談、裁判係争中に関する相談は応じられません。
3. 相談の受託に関しては、当院の専門的な見地から判断させていただきます。 よって、全ての相談に応じることができません。
4. 相談日は完全予約制となっています。必ず予約日に来院してください。 予約日以外に来院されても、相談は受け付けできません。

1. 相談時間は30分までとし、最大30分の延長となります。
2. 相談を担当する医師は、当医療センターの医師、医長、部長の中から、専門性を考慮して当方で決定いたします。
3. 受診は完全予約制です。お申し込みを頂いた後に、当方から受診日をご連絡いたします。 なお、窓口に申し込みをされる際に、下記の必要書類をご持参下さい。
   • 主治医の「診療情報提供書」
   • 検査データ（レントゲンフィルム、血液検査、心電図、等）

紹介状を書いていただいた主治医の先生へのご報告書の作成費を含め、費用は30分11,000円（税込）、30分間を越え１時間まで22,000円（税込）です。 ご相談が終了した後に、会計4番でお支払いいただきます。 なお、セカンドオピニオン外来は、保険給付外（全額自費）扱いです。

1. 受診の手続きの際は、お電話で国立病院機構大阪南医療センター　外来係（内線：3101）にご連絡下さい。 TEL：0721-53-5761（平日9時30分～16時00分）　FAX：0721-50-4416
2. お申し込みは、直接当病院の受付窓口にご来院下さい。その際、以下の書類が必要です。
3. セカンドオピニオン外来申込書（ダウンロード［PDF］　または　受付にてお渡し）
4. 相談同意書（ダウンロード［PDF］　または　受付にてお渡し） ※ご本人が受診される場合は不要
5. 診療情報提供書（主治医の先生に書いていただいて下さい）
6. 検査資料（検査データ）（主治医の先生に書いていただいて下さい）
7. 血液検査の結果
8. 超音波検査の結果と画像
9. レントゲン検査、ＭＲＩ検査、ＣＴ検査の実物フイルム
10. 病理検査の報告書など
11. 「申込書」に基づき、受診日を決定し、1週間以内に「セカンドオピニオン外来予約日通知書」をファックスまたは郵送にてご連絡いたします。
12. 受診予約当日は、「セカンドオピニオン外来予約日通知書」をご持参のうえ、初診受付1番にお越し下さい。

1. 主治医の先生からの情報や検査資料がない場合には、一般的なお話しかできず、有効なセカンドオピニオンは提供できませんので、情報提供書、検査資料を必ずお持ち下さい。
2. セカンドオピニオン外来を受診した当日に、当医療センターの一般外来の診察は受診できません。