呼吸器腫瘍内科このページを印刷する - 呼吸器腫瘍内科

当センターの呼吸器内科は2019年4月より悪性腫瘍担当の呼吸器腫瘍内科と、良性疾患担当の呼吸器内科の2科体制になりました


患者様の皆様へ

 当呼吸器腫瘍内科は、近年増加している肺がんに対する化学療法や放射線科と連携した放射線化学療法などの胸部悪性腫瘍に対する診療を行っています。当センターは地域がん診療連携拠点病院であり、大阪南部の呼吸器腫瘍疾患を担う診療科として、患者様に最良の医療を届けられるよう今後とも努力してまいります。

当科における診療体制

 本年度も工藤 慶太医長(科長)以下、6人体制で診療を行っております。
呼吸器腫瘍内科として肺癌を中心とした胸部悪性腫瘍を行っており、一般呼吸器疾患については呼吸器内科にて外来・入院にて診療しております。
 外来は月曜日から金曜日までの毎日、初診および再診の方の診察を行っています。肺がんに関するセカンドオピニオンは工藤医長が対応しています。


当科での診療内容

  • 胸部悪性腫瘍に対する診療
    当科では肺がんや胸腺腫瘍・胸膜中皮腫など胸部悪性腫瘍の診断(気管支鏡・CTガイド下生検など)や治療(放射線・抗がん剤治療)に力を入れております。
  • 原発不明癌など胸部以外の癌腫の治療についても行っています。


診療状況について

  • 当センターで確定診断がついた場合、手術適応例については近畿大学呼吸器外科を中心に呼吸器外科のある病院へ紹介とさせていただいております。
  • 放射線および化学療法の適応がある患者様は、当センター放射線治療専門医と協力しながら、放射線同時化学療法や放射線単独での治療も積極的に行っております。
  • 抗がん剤治療については従来の抗がん剤および分子標的薬(EGFR阻害薬、ALK阻害薬など)や免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ・キイトルーダ・テセントリクなど)を含めた肺がんのスタンダードな化学療法を行っています。
  • 抗がん剤および放射線治療は入院・外来通院の両面で行っています。
    2018年の診療状況について
  • 治療の内容については年齢だけではなく体調や社会的背景など総合的に判断し、ご本人・ご家族とお話ししなら検討していきます。75歳以上であっても体調など問題なければ治療を受けていただいております。
  • 新たな治療開発として行われている他施設共同の臨床試験にも参加しています。また、治験による治療を希望される方については適切な治験がある場合は、近畿大学腫瘍内科にご紹介し治験参加をしていただいております。
  • 入院中・外来中とも、がんと診断された時から、当センター緩和ケアチームとともに状況に応じたサポートを行える体制を整えております。
  • 緩和ケア主体の治療となったときは近隣の医療機関や在宅医療専門医と連携し、できるだけ生活の質を保ちながら過ごせるようにしています。

診断方法について

当センターでは気管支鏡検査及びCTガイド下生検などによる組織診断が可能です。
呼吸器内科や放射線科と連携しながら組織診断を進めています。
 
  • H27年度より超音波内視鏡による気管支鏡検査(EBUS/TBNA, EBUS/GS)を導入し、縦隔リンパ節などについても組織診断が可能となりました。

病棟

西7階(呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科として定床23床)

認定施設

日本呼吸器学会教育施設, 臨床腫瘍学会認定施設 他

平成29年の新入院数

272例

気管支鏡

年間約100例
 

主な疾患(のべ入院数)

肺がん173例, 原発不明がん 3例, 間質性肺炎 29例, COPD 30例, 肺感染症 51例

研修医・レジデント他医療従事者の皆さんへ

 当センターは地域がん診療拠点病院です。肺がんの化学療法や放射線療法などの内科的治療を中心に据えた診療を開始しており標準的な治療だけではなく西日本がん研究機構などの他施設共同臨床試験への参加や近畿大学医学部内科学腫瘍内科部門や近隣の病院との連携を図りながら進行肺がんに対する化学療法・分子標的治療、免疫療法等の研究的な治療(臨床試験等)に関しても行っています。通常の診療は呼吸器内科と兼任での業務となるため、呼吸器一般疾患と悪性腫瘍の両面での研修が可能です。
 また学会発表、論文執筆も可能です。実際に、令和1年度は呼吸器学会および肺がん学会総会、臨床腫瘍学会や各地方会などで7つの発表を行っております。興味のある先生はぜひとも一度ご連絡ください。

2018年の診療状況について

2018年の診療状況について


2018年の診療状況について

スタッフ紹介

工藤 慶太 呼吸器腫瘍内科医長、がん研究室長(併)、がんゲノム医療推進室長(併)
卒業大学 和歌山県立医科大学医学部卒
専門医 日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医、日本内科学会総合内科専門医
指導医 日本呼吸器学会指導医
専攻分野 胸部の悪性腫瘍(肺がん中心)
本多 英弘 呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科医師
卒業大学 大阪大学医学部卒
認定医 日本内科学会
専攻分野 肺癌、呼吸不全、肺炎
吉野谷 清和 呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科医師
卒業大学 愛媛大学医学部卒
認定医 日本内科学会
専門医 日本呼吸器学会 呼吸器専門医
専攻分野 呼吸器、透析
中島 早希 呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科医師
卒業大学 愛知医科大学医学部卒
認定医 日本内科学会
専攻分野 胸部の悪性腫瘍(肺がん中心)、一般呼吸器疾患
宇都宮 琢秀 呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科専攻医
卒業大学 福岡大学医学部卒
専攻分野 呼吸器疾患全般
渡邊 暁 呼吸器腫瘍内科専攻医
卒業大学 近畿大学医学部卒
専攻分野 呼吸器疾患全般