ドパミントランスポーターシンチグラフィ(DaT Scan)検査の紹介このページを印刷する - ドパミントランスポーターシンチグラフィ(DaT Scan)検査の紹介

当センターでは2014年1月に発売開始された放射性医薬品「ダットスキャン静注」(日本メジフィジックス株式会社)を用いた「ドパミントランスポーターシンチグラフィ(DaT Scan)検査」を開始いたしました。
DaT Scan検査は脳内の黒質線条体ドパミントランスポーターを画像化する検査で、CT検査やMRI検査、脳血流シンチ検査ではわからなかったドパミン神経の変性・脱落の程度を評価することが可能となりました。このことによりパーキンソン症候群やレビー小体型認知症の診断の早期診断や鑑別診断に役立つ検査となっています。
検査方法は、検査薬を患者様に静脈注射し、注射後すぐに頭部SPECT撮像を行い、早期画像を得ています。そして、注射3時間から6時間後に、もう一度頭部SPECT撮像し後期像を得て、早期像・後期像を画像化しています。
画像については、下に示す如く、正常なら水平断層像において、尾状核及び被殻にほぼ均等の高集積を認め、その集積は左右対称の三日月型またはカンマ型の形状を呈します。異常には大きく分けて2つあり、1つは被殻での集積低下を認め、尾状核のみが描出され、集積は円形または卵型の形状を呈し、左右非対称に現れます。パーキンソン病でみられる画像です。もう1つは線条体への集積が全体的に低下します。レビー小体型認知症でみられる画像で尾状核を含む線条体全体での集積低下を示す傾向があります。

ドパミントランスポーターシンチグラフィ検査

検査を希望される場合はかかりつけ医を通じて放射線科へお申し込みください。